登録販売者:過去問[北海道,青森,岩手,秋田,山形,宮城,福島共通]H20-5

【問041~050】

【問041】

次の表は、ある痔疾用外用薬に含まれている成分の一覧である。

1個(2g)中
アミノ安息香酸エチル 40mg
酢酸トコフェロール 15mg
グリチルレチン酸 20mg
アラントイン 15mg
タンニン酸 500mg

この痔疾用外用薬に含まれる成分のうち、まれに重篤な副作用としてショック(アナフィラキシー)を生じることがあるものはどれか。

  1. アミノ安息香酸エチル
  2. 酢酸トコフェロール
  3. グリチルレチン酸
  4. アラントイン

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問042】

漢方処方製剤の乙字湯に関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. 通常、構成生薬としてカンゾウ、ダイオウを含んでいる。
  2. 切れ痔、痔瘻の痔出血の症状に適すとされる。
  3. まれに重篤な副作用として、肝機能障害、間質性肺炎を生じることがある。
  4. 体の虚弱な人、胃腸が弱く下痢しやすい人では、悪心・嘔吐、激しい腹痛を伴う下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問043】

禁煙補助剤に関する記述のうち、正しいものはどれか。

  1. ニコチン置換療法は、ニコチンの摂取方法を喫煙以外に換えて、離脱症状の軽減を図りながら徐々に摂取量を減らし、最終的にニコチン摂取量をゼロにする方法である。
  2. 口腔内が酸性になると、ニコチンの吸収が促進されるため、コーヒーや炭酸飲料など口腔内を酸性にする食品を摂取した後、しばらくは使用を避けることとされている。
  3. 禁煙補助剤により、ニコチン離脱症状を軽減しながら、徐々にその量を減らしていくこととし、初めから無理に減らそうとしないほうが、結果的に禁煙達成につながるとされる。そのため、長期間に渡って使用するほうがよいとされている。

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は1番です

【問044】

女性ホルモンに関する記述について、( )の中に入れるべき字句の正しい組み合わせはどれか。

月経周期は、種々のホルモンの複雑な相互作用によって調節されており、( a )で産生されるホルモンと、卵巣で産生される女性ホルモンが月経周期に関与する。加齢とともに卵巣からの女性ホルモンの分泌が減少し、やがて妊娠可能な期間が終了することを( b )という。この前後には、( c )と呼ばれる移行的な時期があり、体内の女性ホルモンの量が大きく変動することがある。

No a b c
1 脳の下部 閉経 血の道症
2 副腎 更年期 血の道症
3 卵巣 更年期 不定愁訴
4 副腎 閉経 更年期
5 脳の下部 閉経 更年期

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は5番です

【問045】

婦人用薬と女性に現れる特有の症状に関する以下の記述のうち、正しいものはどれか。

  1. おりものは、膣や子宮に炎症や感染症を起こした場合にのみみられる。
  2. 漢方処方製剤の婦人用薬を数日間服用したが、症状の改善がみられなかったので、別のタイプの婦人用薬に変更した。
  3. 過度のストレスや、不適切なダイエット等による栄養摂取の偏りが、月経前症候群を悪化させる要因となることもある。
  4. 漢方処方製剤の婦人用薬では、通常、特有な生薬成分が配合されており、他の生薬成分を含有する医薬品とは配合成分が異なるため、併用しても重複摂取になることはない

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問046】

以下の記述は、アレルギー用薬の成分に関するものである。記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. ビタミン成分は、皮膚や粘膜の炎症を和らげるとともに、健康維持・回復に必要な成分である。
  2. 抗コリン成分は、交感神経の働きを抑えることによって、鼻汁分泌や、くしゃみを抑える成分である。
  3. アドレナリン作動成分は、副交感神経を刺激して、鼻粘膜の充血や腫れを和らげる成分である。
  4. 抗ヒスタミン成分は、肥満細胞から遊離したヒスタミンが受容体と反応するのを妨げることにより、ヒスタミンの働きを抑える作用を示す成分である。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

【問047】

アレルギーに関する以下の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。

  1. アレルギー症状を軽減するには、日常生活におけるアレルゲンの除去・回避といった根源的な対応が重要である。
  2. アレルギー症状が現れる前から予防的にアレルギー用薬を使用することを、減感作療法という。
  3. アレルゲンが皮膚や粘膜から体内に入り込むと、その物質を特異的に認識した免疫グロブリンによって肥満細胞が刺激されて、ヒスタミン等の生理活性物質が遊離され、血管拡張や血管透過性亢進等がおこる。
  4. 蕁麻疹は、アレルゲンとの接触以外に、皮膚への物理的刺激等によっても、アレルギー症状が現れることがある。

No a b c d
1
2
3
4
5

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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適切な問題ではないと判断し解なし

【問048】

次の記述は、アレルギー用薬等に関するものである。正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 一般用医薬品には、アトピー性皮膚炎等による慢性湿疹、痒み等の症状に用いることを目的とするものはない。
  2. 一般用医薬品のアレルギー用薬を、アレルギー症状が現れる前から予防的に使用してもよい。
  3. 医薬品の使用中に、アレルギー症状が悪化・拡大した場合には、医薬品の副作用である可能性を考慮し、その医薬品の服用を中止して医療機関を受診することが望ましい。
  4. 蕁麻疹や鼻炎等のアレルギー症状に対して、一般用医薬品のアレルギー用薬を、長期的な症状の緩和に用いてもよい。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は2番です

【問049】

鼻炎用点鼻薬に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 剤型はスプレー式で、鼻腔内に噴霧するものだけである。
  2. アドレナリン作動成分が配合された点鼻薬は、過度に使用されると、鼻づまりがひどくなりやすい。
  3. スプレー式鼻炎用点鼻薬は、噴霧後に鼻汁とともに逆流する場合があるので、使用する前に鼻をよくかんでおく必要がある。
  4. 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲に、蓄膿症は含まれている。
  1. 1.(a,c)
  2. 2.(a,d)
  3. 3.(a,d)
  4. 4.(b,c)
  5. 5.(b,d)

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は3番です

【問050】

点眼薬などの眼科用薬の使用方法に関する以下の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

  1. 眼科用薬には、副作用として、目の充血や痒み、腫れが現れることがあるが、全身性の副作用はない。
  2. 一般用医薬品の点眼薬は、一般点眼薬、抗菌性点眼薬、アレルギー用点眼薬に大別される。
  3. 点眼後は、数秒間、まぶたを閉じて薬液を結膜嚢内に行き渡らせる。その際、目頭を軽く押さえると薬液が鼻腔内へ流れ込むのを防ぐことができ、効果的である。
  4. 一回使い切りタイプの防腐剤を含まない製品では、ソフトコンタクトレンズ装着時にも使用できるものがある。
  1. 1.(a,b)
  2. 2.(a,c)
  3. 3.(b,d)
  4. 4.(c,d)

※登録販売者 平成20年出題地域試験問題より引用

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正解は4番です

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