１（ａ、ｂ）２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 口内炎は、通常であれば１～２週間で自然寛解する。
2. 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることもあるため、医薬品の販売等に従事する専門家においては、口内炎用薬を使用しようとする人における状況の把握に努めることが重要である。
3. 口内炎が再発を繰り返す場合には、ベーチェット病などの可能性も考えられるので、医療機関を受診するなどの対応が必要である。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 咀嚼剤は、菓子のガムのように噛み、口腔内に放出されたニコチンを唾液とともに徐々に飲み込み摂取するものである。
2. 禁煙補助剤は、喫煙を完全に止めたうえで使用することとされている。
3. うつ病と診断されたことのある人では、禁煙時の離脱症状により、うつ症状を悪化させることがあるため、禁煙補助剤の使用が効果的である。
4. ニコチンは、アドレナリン作動成分が配合された医薬品との併用により、その作用を減弱させるおそれがある。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. ビタミンＢ１は、炭水化物からのエネルギー産生に不可欠な栄養素で、神経の正常な働きを維持する作用がある。
2. ビタミンＤは、下垂体や副腎系に作用してホルモン分泌の調節に関与するとされており、ときに生理が早く来たり、経血量が多くなったりすることがある。
3. ビタミンＡは、骨の形成を助ける栄養素であり、過剰症として、高カルシウム血症、異常石灰化が知られている。
4. ビタミンＢ２は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。

１（ａ、ｂ）２（ａ、ｃ） ３（ａ、ｄ） ４（ｂ、ｃ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 皮膚や粘膜などの機能を維持することを助ける栄養素として、ニコチン酸アミドが配合されている場合がある。
2. グルクロノラクトンは、骨格筋に溜まった乳酸の分解を促す働きを期待して用いられる。
3. ヘスペリジンは、髪や爪などに存在するアミノ酸の一種で、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるとされる。
4. コンドロイチン硫酸は軟骨組織の主成分で、軟骨成分を形成及び修復する働きがあるとされる。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 現代中国で利用されている中医学に基づく薬剤は、中薬と呼ばれ、漢方薬と同じものである。
2. 漢方処方製剤は、生薬成分を組み合わせて配合された医薬品で、個々の有効成分（生薬成分）の薬理作用を主に考えて、それらが相加的に配合されたものである。
3. 漢方処方製剤を利用する場合、患者の「証」に合わないものが選択された場合には、効果が得られないばかりでなく、副作用を生じやすくなる。
4. 一般用医薬品に用いることが出来る漢方処方は、現在５０処方程度である。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 殺菌・消毒は、物質中のすべての微生物を殺滅又は除去することであ り、滅菌は生存する微生物の数を減らすために行われる処置である。
2. エタノールは、アルコール分が微生物のタンパク質を変性させ、それらの作用を消失させることから、殺菌消毒作用を示す。
3. 次亜塩素酸ナトリウムは、強い酸化力により一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を示すが、皮膚刺激性が強いため、通常人体の消毒には用いられない。
4. 消毒薬を誤って飲み込んだ場合、一般的な家庭における応急処置として、通常は多量の牛乳などを飲ませるが、水は飲ませてはいけない。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 殺虫剤・忌避剤 のうち、 原液を用時希釈して用いるもの、長期間にわたって持続的に殺虫成分を放出させる又は一度に大量の殺虫成分を放出させるもの等、取扱い上、人体に対する作用が緩和とはいえない製品については医薬品 又は医薬部外品 として扱われる。
2. 忌避剤は人体に直接使用されるが、虫さされによる 痒みや腫れなどの症状を和らげる効果はない。
3. ハエの 幼虫（ウジ）が人の体内や皮膚などに潜り込み、組織や体液や消化器官内の消化物を食べて直接的な健康被害を与えるハエ蛆症と呼ばれる症状がある。
4. ゴキブリの卵は医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻蒸処理による殺虫効果は高い。

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用

1. 一般の生活者が正しく用いて原因疾患を把握し、一般用医薬品による速やかな治療につなげることを目的として用いられる。
2. 検査薬は、対象とする生体物質を特異的に検出するように設計されているが、検体中の対象物質の濃度が極めて低い場合には検出反応が起こらずに陰性の結果が出る 場合がある。
3. 尿糖検査の場合、原則として早朝尿（起床直後の尿）を検体とし、激しい運動の直後は避ける必要がある。
4. 一般的な妊娠検査薬は、月経予定日が過ぎて概ね１週目以降の検査が推奨されている。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和５年出題地域試験問題より引用