1. 添付文書の内容は、医薬品の有効性・安全性等に係る新たな知見、使用に係る情報に基づき、１年に１回定期的に改訂がなされている。
2. 販売名に薬効名が含まれているような場合には、薬効名の記載は省略されることがある。
3. 病気の予防・症状の改善につながる事項（いわゆる「養生訓」）は、一般の生活者に分かりやすく示すために、必ず記載しなければならない。
4. 令和３年８月１日から、医療用医薬品への紙の添付文書の同梱を廃止し、注意事項等情報は電子的な方法により提供されることとなったが、一般用医薬品等の消費者が直接購入する製品は、引き続き紙の添付文書が同梱される。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 使用上の注意は、枠囲い、文字の色やポイントを替えるなど他の記載事項と比べて目立つように記載されている。
2. 「その他の注意」の項目には、容認される軽微な症状について、「次の症状が現れることがある」として記載されている。
3. 副作用については、まず一般的な副作用について関係部位別に症状が記載され、そのあとに続けて、まれに発生する重篤な副作用について副作用名ごとに症状が記載されている。
4. 漢方処方製剤では、ある程度の期間継続して使用されることにより効果が得られるとされているものが多いが、長期連用する場合には、専門家に相談する旨が記載されている。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. 添付文書の記載は、専門的な表現でなされており、一般の生活者には理解しにくいものになっている。
2. 保管及び取扱い上の注意として、錠剤、カプセル剤、散剤等では、開封後は冷蔵庫内に保管する旨の記載がされている。
3. 点眼薬では、複数の使用者間で使い回されると、万一、使用に際して薬液に細菌汚染があった場合に、別の使用者に感染するおそれがあるため、他の人と共用しない旨の記載がされている。
4. 製造販売元の製薬企業において購入者等からの相談に応じるための窓口担当部門の名称、電話番号、受付時間等が記載されている。

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. アセトアミノフェン
2. チペピジンヒベンズ酸塩
3. サザピリン
4. プロメタジンメチレンジサリチル酸塩

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. マオウ
2. カフェイン
3. フェニレフリン塩酸塩
4. プソイドエフェドリン塩酸塩
5. トリメトキノール塩酸塩水和物

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. ダイオウが配合された内服薬
2. ウルソデオキシコール酸が配合された健胃薬
3. ロートエキスが配合された内服薬
4. カンゾウが配合されたかぜ薬

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ａ、ｄ） ４（ｂ、ｃ） ５（ｂ、ｄ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. ポリエンホスファチジルコリンが配合された高コレステロール改善薬
2. オキセサゼインが配合された胃腸鎮痛鎮痙薬
3. ジフェンヒドラミン塩酸塩が配合されたかぜ薬
4. ブロモバレリル尿素が配合された解熱鎮痛薬

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. イブプロフェン
2. ジプロフィリン
3. トラネキサム酸
4. センナ
5. カフェイン

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

＜相談内容＞
薬指の先に切り傷ができてしまい、インドメタシンが配合された外用薬を使っていた。
なかなか治らず、水仕事をするときに痛みがひどい。傷口を見ると、化膿していた。どう
したらよいか。

1. インドメタシンが配合された外用薬の使用を中止するように勧める。
2. 殺菌消毒薬（液体絆創膏）を使用するように勧める。
3. プレドニゾロン酢酸エステルが配合された外用薬を使用するように勧める。
4. 医療機関（外科又は皮膚科）を受診するように勧める。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ａ、ｄ） ４（ａ、ｃ、ｄ） ５（ｂ、ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用

1. １５歳未満の小児は使用しないこと。
2. 服用前後は飲酒しないこと。
3. てんかんの診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。
4. 緑内障の診断を受けた人は、服用前に専門家に相談すること。

１（ａ、ｂ）２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和４年出題地域試験問題より引用