主な医薬品とその作用【問081~090】
登録販売者の試験問題について、東京,神奈川,埼玉,千葉は出題内容が共通です。
【問081】
次の表は、ある一般用医薬品の外用痔疾用薬(坐剤)に含まれている成分の一覧である。 この外用痔疾用薬(坐剤)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
<1回量 1個(1.4g)中>
| リドカイン | 60mg |
| プレドニゾロン酢酸エステル | 1mg |
| イソプロピルメチルフェノール | 2mg |
| アラントイン | 20mg |
| トコフェロール酢酸エステル | 60mg |
| l-メントール | 10mg |
- 痔に伴う痛み・痒みを和らげることを目的として、リドカインが配合されている。
- 痔による肛門部の炎症や痒みを和らげることを目的として、プレドニゾロン酢酸エステルが配合されている。
- 痔疾患に伴う局所の感染を防止することを目的として、イソプロピルメチルフェノールが配合されている。
- 血管収縮作用による止血効果を目的として、アラントインが配合されている。
- 肛門周囲の末梢血管の血行を改善する作用を期待して、トコフェロール酢酸エステルが配合されている。
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問082】
内用痔疾用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 乙字湯は、体力中等度以上で、大便がかたく、便秘傾向のあるものの痔核(いぼ痔)、切れ痔、便秘、軽度の脱肛に適すとされ、構成生薬としてカンゾウを含む。
- セイヨウトチノミは、トチノキ科のセイヨウトチノキ(マロニエ)の種子を基原とする生薬で、主に止血効果を期待して用いられる。
- オウゴンは、シソ科のコガネバナの周皮を除いた根を基原とする生薬で、主に抗炎症作用を期待して用いられる。
- 内用痔疾用薬は、比較的緩和な抗炎症作用、血行改善作用を目的とする成分のほか、瀉下・整腸成分等が配合されたもので、外用痔疾用薬と併せて用いると効果的なものである。
| a | b | c | d | |
| 1 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
| 2 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
| 3 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
| 4 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
| 5 | 誤 | 誤 | 正 | 正 |
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問083】
泌尿器用薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- サンキライは、ツツジ科のクマコケモモの葉を基原とする生薬で、利尿作用のほかに、経口的に摂取した後、尿中に排出される分解代謝物が抗菌作用を示し、尿路の殺菌消毒効果を期待して用いられる。
- 日本薬局方収載のウワウルシ及びカゴソウは、いずれも煎薬として残尿感、排尿に際して不快感のあるものに用いられる。
- 八味地黄丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく、尿量減少又は多尿でときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、残尿感、夜間尿、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)、軽い尿漏れに適すとされる。
- 牛車腎気丸は、体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、痒み、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)に適すとされる。
| a | b | c | d | |
| 1 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
| 2 | 正 | 誤 | 誤 | 正 |
| 3 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
| 4 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
| 5 | 誤 | 誤 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問084】
婦人薬及びその配合成分等に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 女性ホルモン成分は、膣粘膜又は外陰部に適用されるものがあり、これらの成分は適用部位から吸収されて循環血液中に移行する。
- 鎮静、鎮痛のほか、女性の滞っている月経を促す作用を期待して、コウブシが配合されている場合がある。
- 胃腸症状に対する効果を期待して、ソウジュツが配合されている場合がある。
- 鎮静作用を期待して、カノコソウが配合されている場合がある。
| a | b | c | d | |
| 1 | 正 | 正 | 正 | 正 |
| 2 | 誤 | 正 | 正 | 正 |
| 3 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
| 4 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
| 5 | 正 | 正 | 正 | 誤 |
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
【問085】
次の記述にあてはまる漢方処方製剤として、最も適切なものはどれか。
体力中等度以下で、のぼせ感があり、肩がこり、疲れやすく、精神不安やいらだちなどの精神神経症状、ときに便秘の傾向のあるものの冷え症、虚弱体質、月経不順、月経困難、更年期障害、血の道症、不眠症に適すとされるが、胃腸の弱い人では悪心(吐きけ)、嘔吐、胃部不快感、下痢等の副作用が現れやすい等、不向きとされる。まれに重篤な副作用として、肝機能障害、腸間膜静脈硬化症を生じることが知られている。
1 柴胡桂枝乾姜湯
2 加味逍遙散
3 温清飲
4 温経湯
5 桃核承気湯
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は2番です
【問086】
内服アレルギー用薬(鼻炎用内服薬を含む。)及びその配合成分に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- ケトチフェンフマル酸塩が配合された内服薬を服用した後は、乗物又は機械類の運転操作を避ける必要がある。
- 抗ヒスタミン成分は、ヒスタミンの働きを抑える作用以外に、抗アドレナリン作用も示すため、起立性低血圧、めまい、ふらつきが現れることがある。
- ベラドンナ総アルカロイドは、鼻腔内の粘液分泌腺からの粘液の分泌を抑えるとともに、鼻腔内の刺激を伝達する副交感神経系の働きを抑えることによって、鼻汁分泌やくしゃみを抑える目的で用いられる。
- 鼻粘膜の血管を拡張させることによって鼻粘膜の充血や腫れを和らげることを目的として、フェニレフリン塩酸塩が配合されている場合がある。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、d) 5(c、d)
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は2番です
【問087】
内服アレルギー用薬として使用される漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
- 消風散は、比較的体力があるものの鼻づまり、蓄膿症(副鼻腔炎)、慢性鼻炎に適すとされる。
- 辛夷清肺湯は、体力中等度以上で、濃い鼻汁が出て、ときに熱感を伴うものの鼻づまり、慢性鼻炎、蓄膿症(副鼻腔炎)に適すとされる。
- 荊芥連翹湯は、体力中等度なものの皮膚疾患で、発赤があり、ときに化膿するものの化膿性皮膚疾患・急性皮膚疾患の初期、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、水虫に適すとされる。
- 当帰飲子は、体力中等度以下で、冷え症で、皮膚が乾燥するものの湿疹・皮膚炎(分泌物の少ないもの)、痒みに適すとされる。
1(a、b) 2(a、c) 3(a、d) 4(b、c) 5(b、d)
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は5番です
【問088】
鼻に用いる薬及びその配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- 鼻粘膜が腫れてポリープ(鼻茸)となっている場合には、一般用医薬品の点鼻薬の使用が適当である。
- 一般用医薬品の鼻炎用点鼻薬の対応範囲は、急性又はアレルギー性の鼻炎及びそれに伴う副鼻腔炎並びに蓄膿症である。
- セチルピリジニウム塩化物は、鼻粘膜の過敏性や痛みや痒みを抑えることを目的として配合されている。
- クロモグリク酸ナトリウムは、肥満細胞からヒスタミンの遊離を抑える作用を示し、花粉、ハウスダスト等による鼻アレルギー症状の緩和を目的として、通常、抗ヒスタミン成分と組み合わせて配合される。
| a | b | c | d | |
| 1 | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
| 2 | 誤 | 正 | 誤 | 誤 |
| 3 | 誤 | 誤 | 正 | 誤 |
| 4 | 誤 | 誤 | 誤 | 正 |
| 5 | 誤 | 誤 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は4番です
【問089】
眼科用薬の配合成分とその配合目的の組合せの正誤について、正しい組合せはどれか。
| 配合成分 | 配合目的 | |
| a | スルファメトキサゾール | ウイルス感染による結膜炎やものもらい(麦粒腫)、眼瞼炎などの化膿性の症状を改善する。 |
| b | イプシロン‐アミノカプロン酸 | 炎症の原因となる物質の生成を抑え、目の炎症を改善する。 |
| c | ネオスチグミンメチル硫酸塩 | 毛様体におけるアセチルコリンの働きを助けることで、目の調節機能を改善する。 |
| d | パンテノール | 末梢の微小循環を促進させることにより、結膜充血、疲れ目の症状を改善する。 |
| a | b | c | d | |
| 1 | 正 | 誤 | 誤 | 誤 |
| 2 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
| 3 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
| 4 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
| 5 | 正 | 正 | 誤 | 誤 |
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は3番です
【問090】
外皮用薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか。
- イブプロフェンピコノールは、イブプロフェンの誘導体であり、にきび治療薬に用いられるが、外用での鎮痛作用はほとんど期待されない。
- ステロイド性抗炎症成分は、広範囲に生じた皮膚症状や、慢性の湿疹・皮膚炎を対象としている。
- クロタミトンは、皮膚に軽い灼熱感を与えることで痒みを感じにくくさせる効果を期待して配合されている場合がある。
- テシットデシチンは、患部のタンパク質と結合して皮膜を形成し、皮膚を保護する作用を示す。
| a | b | c | d | |
| 1 | 正 | 誤 | 正 | 誤 |
| 2 | 正 | 正 | 誤 | 正 |
| 3 | 正 | 誤 | 正 | 正 |
| 4 | 誤 | 正 | 正 | 誤 |
| 5 | 誤 | 正 | 誤 | 正 |
※登録販売者 令和7年出題地域試験問題より引用
正解は1番です
