1. カルプロニウム塩化物は、末梢組織（適用局所）においてアセチルコリンに類似した作用（コリン作用）を示す。
2. エストラジオール安息香酸エステルは、男性ホルモン成分の一種である。
3. チクセツニンジンは、血行促進、抗炎症などの作用を期待して用いられる。
4. ヒノキチオールは、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して用いられる。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 炎症を起こした歯周組織の修復を助け、また、毛細血管を強化して炎症による腫れや出血を抑える効果を期待して、アスコルビン酸が配合されている場合がある。
2. 抗炎症、抗菌などの作用を期待して、カミツレが配合されている場合がある。
3. 炎症を起こした歯周組織からの出血を抑える作用を期待して、チモールが配合されている場合がある。
4. 炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果を期待して、銅クロロフィリンナトリウムが配合されている場合がある。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 一般用医薬品の副作用として口内炎が現れることがある。
2. 口内炎は、通常であれば１～２週間で自然寛解する。
3. フィトナジオンは、患部からの細菌感染防止を目的として配合されている場合がある。
4. シコンは、組織修復促進や抗菌などの作用を期待して配合される。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

禁煙補助剤は、（ ａ ）に使用される、ニコチンを有効成分とする医薬品である。噛むことにより口腔内でニコチンが放出され、（ ｂ ）から吸収されて循環血液中に移行する咀嚼剤と、１日１回皮膚に貼付することによりニコチンが皮膚を透過して血中に移行するパッチ製剤がある。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. ナイアシンは、下垂体や副腎系に作用してホルモンの分泌の調節に関与するため、ときに経血量が多くなることがある。
2. アスパラギン酸ナトリウムは、ビタミンＣの吸収を助ける働きがある。
3. アミノエチルスルホン酸（タウリン）は、肝臓機能を改善する働きがある。
4. コンドロイチン硫酸は、軟骨成分を形成及び修復する働きがある。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. ヨクイニン
2. オウギ
3. ゴミシ
4. タイソウ
5. サンシュユ

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 「実」の病態が適応となるものは、「体力が充実して」と表現される。
2. 「血虚」の病態は、「皮膚の色つやが悪く」と表現される。
3. 「陽」の病態は、「のぼせぎみで顔色が赤く」などの熱症状として表現される。
4. 「脾胃虚弱」の病態が適応となるものは、「胃腸虚弱で」と表現される。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. エタノールは、アルコール分が微生物のタンパク質を変性させ、それらの作用を消失させる。
2. サラシ粉は、酸性の洗剤と混ぜることで有毒な塩素ガスを発生させる可能性がある。
3. 次亜塩素酸ナトリウムは、強い酸化力により一般細菌類やウイルス全般に対して優れた殺菌消毒作用を示すため、通常人体の消毒に使用される。
4. クレゾール石ケン液は、結核菌を含む一般細菌類や真菌類に対して比較的広い殺菌消毒作用を示すが、大部分のウイルスには効果がない。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. ゴキブリの卵は、医薬品の成分が浸透しやすい殻で覆われているため、燻蒸処理による殺虫効果は高い。
2. ヒョウヒダニ類は、ヒトを刺すことはないが、気管支喘息やアトピー性皮膚炎を引き起こすことがある。
3. シラミは、種類ごとに寄生対象となる動物が決まっているため、ヒト以外の動物に寄生するシラミがヒトに寄生して直接的な害を及ぼすことはない。
4. ハエは、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱を媒介する。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｄ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 専ら疾病の診断に使用されることが目的とされる医薬品のうち、人体に直接使用されることのないものを体外診断用医薬品という。
2. 一般の生活者が正しく用いて健康状態を把握し、速やかな受診につなげることで、疾病を早期発見するためのものである。
3. 検体中に存在しているにもかかわらず、その濃度が検出感度以下であったり、検出反応を妨害する他の物質の影響等によって、検査結果が陰性となった場合を偽陰性という。
4. 検査に用いる検体は、尿、糞便、鼻汁、唾液、涙液など採取に際して侵襲（採血や穿刺等）のないものである。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用