1. 期待される有益な効果（薬効）のみをもたらす。
2. 用法用量や副作用の情報が適切に伝達される必要がある。
3. 市販後にも有効性、安全性等の確認が行われ、リスク区分や承認基準が見直される。
4. 一般用医薬品は、医療用医薬品と比較して保健衛生上のリスクは相対的に高い。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 反復投与毒性試験
2. 単回投与毒性試験
3. 皮膚感作性試験
4. 一般薬理試験
5. 皮膚光感作性試験

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. Good Clinical Practice（ＧＣＰ）に準拠した手順で安全な治療量を設定することが、臨床試験（治験）の目標の一つである。
2. 医薬品は、食品と同水準の安全性基準が要求されている。
3. 投与量の増加に伴い、「無作用量」から、最小有効量を経て「治療量」に至る。
4. 製造販売後安全管理の基準としてGood Vigilance Practice（ＧＶＰ）が制定されている。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

機能性表示食品は、事業者の責任で、科学的根拠をもとに、疾病に（ ａ ）の健康維持及び増進に役立つ機能を商品のパッケージに表示するものとして、国に（ ｂ ）された商品である。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 登録販売者は、一般用医薬品を一定期間使用しても症状の改善がみられない又は悪化した購入者に対しては、別の一般用医薬品の使用を勧める必要がある。
2. セルフメディケーションの主役は、医薬品の販売に従事する専門家である。
3. 風邪やアレルギーの諸症状に対応する一般用医薬品の中には、セルフメディケーション税制の対象となっているものがある。
4. 登録販売者は、一般用医薬品に関する正確で最新の知識を常に修得するよう心がけることが望まれる。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｄ） ４（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 医薬品の有効成分である薬物が生体の生理機能に影響を与えることを薬理作用という。
2. 世界保健機関（ＷＨＯ）の定義によれば、副作用とは、「疾病の予防、診断、治療のため、又は身体の機能を正常化するために、人に通常用いられる量で発現する医薬品の有害かつ予測できる反応」とされている。
3. 複数の疾病を有する人の場合、ある疾病のために使用された医薬品の作用が、別の疾病に対しては症状を悪化させることもある。
4. 医薬品を十分注意して適正に使用した場合であっても、副作用が生じることがある。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 一般用医薬品は、重大な副作用を回避することよりも、医薬品の使用を継続することによる利益が優先される。
2. 発生原因の観点から、薬理作用によるものとアレルギー（過敏反応）によるものに大別することができる。
3. 明確な自覚症状として現れないことがある。
4. アレルギーを引き起こす原因物質をアナフィラキシーという。

１（ａ、ｃ） ２（ａ、ｄ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ）

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 吸収、分布、代謝又は排泄される過程で起こるものと、薬理作用をもたらす部位において起こるものがある。
2. 総合感冒薬とアレルギー用薬の併用は、成分や作用が重複することは少なく問題ない。
3. 緩和を図りたい症状に合った成分のみが配合された医薬品を選択することが望ましい。
4. 相互作用を回避するには、ある医薬品を使用している期間やその前後を通じて、通常、その医薬品との相互作用を生じるおそれのある医薬品や食品の摂取を控えなければならない。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 酒類（アルコール）をよく摂取する者では、アセトアミノフェンの薬効が十分に得られないことがある。
2. 総合感冒薬とコーヒーを一緒に服用すると、カフェインの過剰摂取となることがある。
3. ハーブは、生薬成分が配合された医薬品の効き目や副作用を増強させることがある。
4. 食品は、外用薬や注射薬の作用や代謝に影響を与えることがある。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用

1. 小児は、成人と比べて血液脳関門が発達しているため、中枢神経系に影響を与える医薬品で副作用を起こしにくい。
2. 登録販売者は、年齢に応じた用法用量が定められていない医薬品について、成人用の医薬品の量を減らして小児へ与えるよう、保護者等に対して説明する必要がある。
3. 乳児は、状態が急変しやすいので、医師の診療を受けることより、手元にある一般用医薬品の使用が優先されるべきである。
4. 乳幼児の誤飲・誤用事故の場合は、応急処置等について関係機関の専門家に相談し、又は様子がおかしいようであれば医療機関に連れていく必要がある。

※登録販売者　令和７年出題地域試験問題より引用