１００ｍＬ中：

1. カルプロニウム塩化物の副作用として、発汗、それに伴う寒気、震え、吐きけが現れることがある。
2. カシュウ（カシュウチンキ）は、頭皮における脂質代謝を高めて、余分な皮脂を取り除く作用を期待して配合されている。
3. ヒノキチオールは、アセチルコリンに類似した作用により、頭皮の血管拡張と毛根への血行を促進する作用を期待して配合されている。
4. 脱毛は、男性ホルモンの働きが過剰であることが一因であるため、この医薬品には女性ホルモン成分が配合されている。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 歯槽膿漏は、歯肉炎が重症化して、歯周組織全体に炎症が広がったものである。
2. 歯痛薬（外用）は、歯痛を鎮め、歯の齲蝕を修復することを目的として用いられる。
3. 銅クロロフィリンナトリウムは、炎症を起こした歯周組織の修復を促す作用のほか、歯肉炎に伴う口臭を抑える効果も期待して配合される。
4. ジブカイン塩酸塩は、齲蝕を生じた部分における細菌の繁殖を抑えることを目的として配合される。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 咀嚼剤とパッチ製剤の２種類の禁煙補助剤を併用しても、ニコチンの過剰摂取のおそれはなく、禁煙達成に効果的である。
2. 咀嚼剤は、口腔内が酸性になるとニコチンの吸収が促進されるため、炭酸飲料を摂取した後はしばらく使用を避ける。
3. 禁煙補助剤は、喫煙を完全に止めたうえ使用する。
4. 重い狭心症や不整脈と診断された人では、循環器系に重大な悪影響を及ぼすおそれがあるため、使用を避ける必要がある。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 体調不良を生じやすい状態や体質の改善等を目的として、ビタミン成分、カルシウム、アミノ酸、生薬成分等が配合されている。
2. 生薬成分であるゴオウ、ロクジョウの配合は、医薬品においてのみ認められている。
3. 適用となっている症状の改善を早めたい場合には、多めに摂取すれば良い。
4. 数種類の生薬をアルコールで抽出した薬用酒は、手術や出産の直後等の滋養強壮を目的として用いられる。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. ビタミンＢ２は、脂質の代謝に関与し、皮膚や粘膜の機能を正常に保つために重要な栄養素である。
2. アミノエチルスルホン酸は、骨格筋の疲労の原因となる乳酸の分解を促す等の働きを期待して用いられる。
3. システインは、皮膚におけるメラニンの生成を抑えるとともに、皮膚の新陳代謝を活発にしてメラニンの排出を促す働きがあるとされる。
4. ビタミンＢ６は、体内の脂質を酸化から守り、細胞の活動を助ける栄養素で、血流を改善させる作用がある。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

体力中等度以下で、疲れやすく、汗のかきやすい傾向があるものの肥満に伴う関節の腫れや痛み、むくみ、多汗症、肥満症（筋肉にしまりのない、いわゆる水ぶとり）に適すとされる。

１ 黄連解毒湯
２ 防已黄耆湯
３ 防風通聖散
４ 大柴胡湯
５ 清上防風湯

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 漢方薬を使用する場合、「証」に基づいて用いることが、有効性及び安全性を確保するために重要である。
2. 「皮膚の色つやが悪く」と表現される状態は、漢方の病態認識では水毒となる。
3. 漢方処方製剤に使われる生薬成分は、医薬品的な効能効果が暗示されていなければ、全て食品として流通させることができる。
4. 漢方処方製剤は、用法用量において適用年齢の下限が設けられていない場合であっても、生後６か月未満の乳児には使用しないこととされている。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 滅菌は、物質中の特定の微生物を殺滅又は除去することをいう。
2. 次亜塩素酸ナトリウムは、一般細菌類、真菌類、ウイルス全般に対する殺菌消毒作用を有するため、金属性の医療機器の消毒によく用いられる。
3. エタノールは、微生物のタンパク質の変性作用を有し、結核菌を含む一般細菌類、真菌類に対する殺菌消毒作用を示す。
4. 生息条件が整えば消毒薬の溶液中で生存、増殖する微生物もいる。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. ツツガムシは、ヒトへの吸血によって皮膚に発疹や痒みを引き起こすほか、日本脳炎、マラリア、黄熱、デング熱等の重篤な病気を媒介する。
2. ペットのイヌに寄生するシラミは、ヒトにも寄生し吸血する。
3. ゴキブリの燻蒸処理を行う場合、卵から孵化した幼虫の駆除のための燻蒸処理を、３週間位後に再度行う必要がある。
4. トコジラミに刺されると、アレルギー反応による全身の発熱、睡眠不足、神経性の消化不良を起こすことがある。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 検体中に検査の対象物質が存在していないにもかかわらず、検査対象外の物質と非特異的な反応が起こって検査結果が陽性となった場合を偽陽性という。
2. 原則として、尿糖検査の場合、早朝尿（起床直後の尿）を検体とし、尿タンパク検査の場合、食後２～３時間を目安に採尿を行う。
3. 妊娠検査薬は、尿中のヒト絨毛性性腺刺激ホルモン（ｈＣＧ）の有無を調べるものである。
4. 近年、疾病を早期発見するために、一般用検査薬の対象として、悪性腫瘍、心筋梗塞の診断に関係するものが含まれるようになった。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用