1. かぜ薬は、原因となるウイルスの増殖を抑えたり、体内から除去することにより、かぜの諸症状の緩和を図るものである。
2. 原因となるウイルスには、ライノウイルス、アデノウイルスなどがある。
3. 発熱、咳、鼻水など症状がはっきりしている場合には、総合感冒薬ではなく、それぞれの症状に合わせて薬を選択することが望ましい。
4. 急激な発熱を伴う場合や、症状が４日以上続くとき、又は症状が重篤なときは、かぜではない可能性が高い。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 解熱鎮痛成分として、サリチルアミド、イソプロピルアンチピリン等が用いられる。
2. エテンザミドは、１５歳未満の小児で水痘にかかっているときは使用を避ける。
3. アドレナリン作動成分として、クレマスチンフマル酸塩が用いられる。
4. 抗コリン成分として、グリチルリチン酸二カリウムが用いられる。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 葛根湯
2. 桂枝湯
3. 小柴胡湯
4. 香蘇散

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 発熱や痛みの原因となっている病気や外傷を根本的に治すことを目的とする。
2. 飲酒によって、解熱鎮痛薬による胃腸障害が増強する可能性がある。
3. アスピリンには血液を凝固しにくくさせる作用がある。
4. アスピリン喘息は、アスピリン特有の副作用ではなく、他の解熱鎮痛成分でも生じる可能性がある。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 呉茱萸湯は、体力中等度以下で、手足が冷えて肩がこり、ときにみぞおちが膨満するものの頭痛、頭痛に伴う吐きけ・嘔吐、しゃっくりに適すとされる。
2. 釣藤散は、体力に関わらず使用でき、筋肉の急激な痙攣を伴う痛みのあるもののこむらがえり、筋肉の痙攣、腹痛、腰痛に適すとされる。
3. 桂枝加朮附湯は、体力虚弱で、汗が出、手足が冷えてこわばり、ときに尿量が少ないものの関節痛、神経痛に適すとされる。
4. 芍薬甘草湯は、体力中等度で、慢性に経過する頭痛、めまい、肩こりなどがあるものの慢性頭痛、神経症、高血圧の傾向のあるものに適すとされる。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 発熱が１週間以上続く場合は、服用量を増やしてください。
2. 年月の経過に伴って月経痛が悪化している場合は、病院を受診してください。
3. 頭痛に対して使用する場合には、症状が出る前に服用してください。
4. 肝機能障害を起こすことがあるので、服用期間中の飲酒はやめてください。

１（ａ、ｂ） ２（ａ、ｃ） ３（ｂ、ｃ） ４（ｂ、ｄ） ５（ｃ、ｄ）

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. 小児用の眠気防止薬はない。
2. かぜ薬を使用したことによる眠気を抑えるために、眠気防止薬を使用することは適切ではない。
3. カフェインには、腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収抑制作用がある。
4. 眠気防止薬におけるカフェインの１回摂取量はカフェインとして２０ｍｇ、１日摂取量はカフェインとして５０ｍｇが上限とされている。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

1. ジフェニドール塩酸塩は、前庭神経の調節作用と内耳への血流改善作用を示す。
2. メクリジン塩酸塩は、他の抗ヒスタミン成分と比べて作用の持続時間が短い。
3. スコポラミン臭化水素酸塩水和物は、中枢に作用して自律神経系の混乱を軽減させるとともに、末梢では消化管緊張低下作用を示す。
4. ジプロフィリンは、脳の興奮を抑制するキサンチン系成分である。

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用

体力虚弱で疲労しやすく腹痛があり、血色がすぐれず、ときに動悸、手足のほてり、冷え、ねあせ、鼻血、頻尿及び多尿などを伴うものの小児虚弱体質、疲労倦怠、慢性胃腸炎、腹痛、神経質、小児夜尿症、夜なきに適すとされる。

１ 柴胡加竜骨牡蛎湯
２ 桂枝加芍薬湯
３ 小建中湯
４ 抑肝散
５ 白虎加人参湯

※登録販売者　令和６年出題地域試験問題より引用